パチンコをやめたいのにどうしてもやめられないあなた。もう大丈夫です。あなたもパチンコ地獄から抜け出して、本当の人生を取り戻してください。

【付録】Amazonの「ほしい物リスト」の作り方

ステップ4 「ほしいものリスト」を作りましょう」でご紹介した通り、私はAmzaonの「ほしい物リスト」を使用しています。

ご存知の方も多いと思いますが、Amazonは、本だけでなく家電から日用雑貨まで、生物以外のものは何でも売っているんじゃないかと思うくらい、商品が豊富なインターネット上のお店です。

商品検索から購入までの操作がシンプルなので、個人的にお気に入りのサイトです。
しかも、不思議な事に普通のお店で買うよりも値段が安い事が多いです。

・・・と、別にAmazonの宣伝をしている訳ではないのですが(笑)、Amazonには「ほしい物リスト」といって、自分の気になった商品を記録しておく機能があります。

Amazonの「ほしい物リスト」はインターネット上に保存され、携帯電話やスマートフォンからも見ることができますので、私はパチンコへの衝動が発生した瞬間に、スマートフォンからAmazonの「ほしい物リスト」にアクセスして、あらかじめ登録しておいた商品を購入するようにしています。

「インターネットで買い物なんてした事がない」という方もいらっしゃると思いますので、Amazonのほしい物リストの作り方をご紹介しようと思います。

※Amazonにすでに登録済みでアカウントがある方は、すぐに「ほしい物リスト」が使えますので、(5)からだけでOKです。

(1) Amazon(http://www.amazon.co.jp)のサイトにアクセスし、画面最上部の「初めての方はこちら」をクリックします。
(既にアカウントがある方は「サインイン」をクリックしてサインインすると、(5)の画面になります)
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(2)以下の画面が表示されますので、アカウントとして使用するメールアドレスを入力します。
 「初めて利用します」を選択し、「サインイン(セキュリティシステムを使う)」ボタンをクリックします。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(3)以下の画面が表示されますので、名前(実名でよい)・フリガナ・メールアドレス(2回)・パスワード(2回)を入力し、「アカウントを作成する」ボタンをクリックします。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(4)以上でアカウントの作成は完了です。以下のような画面が表示されますので、先ほど登録した名前が表示されます。
  (この例では「ひこたま」となっていますが、実名で表示されます)
  画面左上のAmazon.co.jpのロゴ(絵)をクリックし、Amazonのトップページに移動します。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(5)商品を検索するには、トップページにある検索用のテキストボックスに検索したい文字(例えば「手帳」とか)を入力して、「GO」ボタンをクリックします。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(6)ほしい物リストに保存するには、商品画面の「ほしい物リストに追加する」ボタンをクリックします。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(7)初めて登録する時だけ、以下のような画面が表示されます。「ほしい物リストを非公開にする」にチェックが入っている事を確認し、「設定を保存する」ボタンをクリックします。
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↑画像をクリックすると、拡大します。

(8)ほしい物リストに追加され、以下のような画面が表示されます。これで、いつでもどこでもほしい物リストから買い物ができます!(Android携帯だと、Amazonのアプリでも見れます)
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↑画像をクリックすると、拡大します。


私は、このAmazonのほしい物リストから買い物をする事で、何度もパチンコの衝動から逃れる事ができました。
是非お試しください!


パチンコ依存症との長期戦に向けて

「パチンコをやめる方法」で書いたステップを実践する事で、習慣化してしまっていたパチンコを、一旦生活から切り離す事ができたと思います。

しかし、パチンコ依存症との戦いはもっと長い期間を視野に入れて考える必要があります。

次は、持続的・継続的に、パチンコから距離を置くための第二段階に進んで行きましょう。

医学的には、「依存症は一生完治しない」とも言われています。

例えば、「アルコール依存症の人が何年も禁酒していたのに、ふとしたきっかけで元の状態に戻ってしまった」というような話はよく聞きます。また、逮捕される度に涙を流して反省するのに、何度も薬物使用を繰り返してしまう芸能人の話もよく聞きます。

これは、病的パチンカー(パチンコ依存症)にもあてはまる傾向です。

以下は、私の体験です。

++++++++
私は、何十万もの借金が家族にばれた事がきっかけで、涙を流して謝罪し、「金輪際パチンコはしない」と誓いました。実際、1年以上パチンコを打たず、少しずつ借金も減り、「パチンコ依存症を克服した」と完全に慢心していました。

「なぜパチンコなんてバカみたいな事にハマっていたんだろう」とさえ思うようになっていました。

ところがある日、出張で見知らぬ街に行った仕事帰りの時の事です。

駅の前に小さなパチンコ屋があって、新台入替のポスターが貼ってありました。
そして、そのポスターには羽根物のパチンコ台が新台として導入されるという事が写真入で大きく書かれていました。

羽根物は、私がパチンコを始めた20年ほど前に全盛だったタイプの台です。

私は久しぶりに自分の体の中で何かが反応するのを感じました。


  「羽根物だったら大きく負ける事はないだろう」

  「いやいや、俺はパチンコをしないと誓ったではないか」

  「新台だから、きっとよく鳴くだろうな」

  「パチンコに行った事が妻にバレたら大変だぞ」

  「俺は大人だ。ちょっとくらいパチンコをしたって文句を言われる筋合いはないんじゃないか」

そんな考えが頭の中を飛び回ります。

1分ほどの躊躇のあと、「とりあえず台を見るだけ」と自分の中で勝手に折り合いをつけ、1年ぶり以上にパチンコ屋に足を踏み入れてしまいました。

ご想像の通り、「見るだけ」で我慢できるほど病的パチンカーの脳は強くありません。


その日をきっかけに、再び嘘を繰り返してパチンコ屋に通うようになり、1年が経つ頃にはまた借金が数十万単位で増えてしまっていました。

++++++++

繰り返しになりますが、「パチンコ依存症」という病気になると、脳が以下のように改造され、一生元の状態に戻す事はできません。
 ・パチンコを打ち始めたら、自分で制御する事はできない
 ・脳の中に「パチンコへの衝動」を引き起こすプログラムが組み込まれ、取り除く事はできない


つまり、「パチンコ依存症との戦いは一生続く」という事になるのですが、当時の私はその事に全く気付いていなかったせいで、いとも簡単にパチンコ地獄に送還されてしまった訳です。

また、「パチンコ依存症」という病気自体がそのような特性を持っている事に加え、私が体験した上の例のように、パチンコ業界は一度パチンコから離脱した人々を再びパチンコ地獄に連れ戻すための刺激的な罠を、永遠に仕掛け続けてきます。

そのため、「パチンコをやめる方法」でご紹介した緊急的な回避だけでなく、長期戦に向けて高い意識を保ち続ける事が必要になります。

では、高い意識を保ち続けるためにはどうすればよいのでしょうか。
「パチンコ依存症とのつきあいは一生続く」事を理解した上で、以下の事を継続的に実践する事です。

特に「迷惑をかけた回顧録を書く」事は初期はとても効果的です。
書く事がなくなってきたら、週1回にこだわる必要はありませんので、思い出したら書くようにしてください。
(きっと、みなさんは週1回でも数ヶ月はかかるくらい、迷惑をかけてきているとは思いますが^^;)

・迷惑をかけた回顧録を書く(週1回)
・借金額を把握する(月1回)
・パチンコ依存に関する正しい情報を得続ける(毎日)
・同じ病で苦しむ人に、自分の成功体験を伝える(随時)


まずは、「迷惑をかけた回顧録を書く」について、次ページでご紹介します。


迷惑をかけた回顧録を書く(週1回)

病的パチンカー(パチンコ依存症)が禁パチに対する高い意識を持ち続けるために非常に有効な手段が、過去に迷惑をかけた事への回顧録を書く事です。

あなたがパチンコ地獄で苦しんでいた間、一方であなたは、家族や同僚に大きな迷惑をかけてきたと思います。

それは、家計のお金を盗んだり、勝手に消費者金融に手を出したりといった金銭的な迷惑もあると思いますが、何よりも残酷なのが「家族(同僚)に対する人間不信という辛い思いをさせる」という事だと思います。

逆の立場になって想像してみてください。
 ・夫が作ったパチンコの借金のせいで余裕が全くないのに、またパチンコに行っている
 ・「パチンコに行かない」と固く誓ったはずなのに、どうやらまた行っているみたいだ
 ・1年前に親にすがって清算したはずの借金がまた増えている。一体どうすればいいのか
 ・なぜ家族の私にも嘘をついてまでパチンコをするのか。理解できない

家族に対してこんな疑いの気持ちを持たなくてはならない事自体、本当に不幸せな事ですよね。

また、お子さんがいる方であれば、本来はお子さんのために使うべきお金や時間をパチンコに費やしてしまった事も多々あるのではないかと思います。

そんな、過去にあなたが迷惑をかけた行為を1つずつ思い出し、回顧録として文書化していくのです。
回顧録は人に見せる必要はありませんので、以下のような内容を正直に、具体的に書きましょう。
+++++
 ・どんな状況でパチンコをしたくなったのか
 ・どれだけの時間とお金を使ったか
 ・誰にどんな嘘をついたか
 ・どうやってお金を工面したのか
 ・本来の自分であればどんな行動を取るべきであったか
+++++

この「迷惑回顧録」を書く事で、これまでに病的パチンカー(パチンコ依存症)として犯してきた愚かな行動を客観的に見つめ直し、あなた本来の思考パターンを脳にインプットする事ができますので、週に1回程度は継続的に書くようにしてください。

書く事がなくなってきたら、週1回にこだわる必要はありませんので、思い出したら書くようにしてください。
(きっと、みなさんは週1回でも数ヶ月はかかるくらい、迷惑をかけてきているとは思いますが^^;)

私も、週に1回程度は「迷惑回顧録」を書いています。
公開できないような内容のものが多いのですが、公開できるものは「ザンゲの部屋」で公開していますので、興味のある方はご覧ください。

自分の心理を見つめ直すと共に、次は現実世界での借金問題の棚卸をしましょう。詳しくは次ページでご紹介します。

借金額の把握(月1回)

パチンコを続けている病的パチンカー(パチンコ依存症)は、かなりの確率で借金を抱えていると思いますが、借金額の正確な把握すらできていないケースも多いと思います。

毎日数万円、多いときには10万円を超える金額のお金の出入りがあるのですから、一度借金額を集計しても、すぐに訳が分からなくなってしまうのは当然です。

しかし、「パチンコをやめる方法」を実践する事でパチンコから離れられた方であれば、借金の金額が日単位で変動する事はないはずです。

現時点で借金額が正確に把握できていない方は、勇気を出して借金額の整理をしましょう。

借金の棚卸の際には、「本来支払わなければならないお金」を全て含めるようにしてください。
普通の方であれば大体以下のようなものではないでしょうか。
 ①カード会社への借金残高と月々の返済必要額
 ②クレジットカード(リボ払)の残高と月々の返済必要額
 ③クレジットカード(一括払)の次回引き落とし額
 ④親、兄弟、妻(夫)への借金

もし、毎月必要となる返済額が、あなたの収入では返せそうもない場合には、任意整理や自己破産といった法的手段に頼るしかないと思います。
(現時点で、私はこれらの法的手段について全く知識がありません。お役に立てずにすみません。)

しかし、もし予想していたよりも多額の借金を抱えていたとしても、毎月の返済額があなたの収入の範囲内で返済できる額なのであれば、決して落胆する必要はありません。

難しく考える必要はありません。あとは毎月コツコツ返していけば良いだけです。返済のために工面したお金をパチンコに使ってしまったり、パチンコを打つために新たに借金を増やしてしまった時の、あの後悔と自己嫌悪を感じる必要はもうないのです。

正確に借金額を把握する事ができたら、後は毎月決まったタイミングで借金残高を棚卸ししましょう。

私は、この月1回の借金額の棚卸を行う事で、以下の2つの意識が病的パチンカーの脳にインプットする事ができていると感じています。

・「パチンコさえやめていれば、少しずつでも前に進めるんだ」という自己肯定の意識
・「パチンコのせいで毎月借金の返済をしなければならない」というパチンコに対する嫌悪の意識


ちなみに、私も数年前には100万円近くの借金がありましたが、今は大分減ってきました。
借金返済の足しに、「アフィリエイト」というほどでもないですがネット上でちょっとした小遣い稼ぎもやっています。
「【おまけ】借金返済の足しに」のページでご紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。

※最近からですが借金残高のページで借金額も公開中です。一体いつ完済できるやら…。でもパチンコに負けて返済のやりくりを考える必要はないので、本当に平和ですよ (^^/

次ページでは、日々の生活の中でうっかりワナにはまらないようにする方法をご紹介します。

パチンコ依存に関する正しい情報を得続ける(毎日)

病的パチンカー(パチンコ依存症)の人の体験談や、パチンコ依存症についての医学的な情報を読む事も、病的パチンカー(パチンコ依存症)が禁パチに対する高い意識を持ち続けるためにはとても有効な手段です。

ここ数年、「パチンコ依存症」または「ギャンブル依存症」という症例が世の中に注目されてきたおかげで、関連書籍が数多く出版されていますので、それらの本を読む事で自分を客観的に見つめなおす事ができます。

また、パチンコ依存症関連書籍には、「パチンコ台そのものの抽選の仕組み」や「パチンコ業界の裏の実体」といった情報が含まれているので、「パチンコは娯楽」などといった考えが作り出された虚像であり、実は野放しの賭博で、社会悪以外の何物でもないという理解にもつながります。

ただ、当然著者によっていろんな主義主張がありますし、読む側の知識レベルによってもその本が役立つかどうかは変わってくると思います。

「パチンコ依存症関連書籍」のページで、私なりの感想とおすすめを紹介をしていますので、是非参考にしてください。



また、インターネット上にも有益な情報がたくさんあります。

特に、病的パチンカーの苦しみの声を見る事で、パチンコに対する高い意識を保つ事ができますので、携帯電話やスマートフォンで、通勤中やちょっと時間が空いた時に覗くようにすると大変効果的です。

私がよく見させてもらっているサイトが「パチンコは麻薬」というサイトです。

このサイトでは、病的パチンカーの苦しむ声が掲載されています。
それは、本当に生々しく、パチンコ依存症の私には、とても他人事とは思えない断末魔のような声の数々です。

私には、その断末魔の声が、脳に刻まれた「パチンコ衝動プログラム」の起動防止になってくれました。
その他にも有益なサイトはたくさんありますので、追って別のページでまとめる予定です。


パチンコ業界はパチンコ地獄の淵から離れた病的パチンカーに、狡猾で刺激的な罠をどんどん仕掛けてきます。

その刺激に惑わされないように、毎日ほんの少しでもよいので、本やインターネットでパチンコに対する正しい情報に触れるようにしてください。それだけでパチンコ地獄への送還の危険性を格段に下げる事ができます。

第一段階のステップに加え、これまでご紹介した第二段階の以下の対応を意識的に行う事で、あなたはほぼ完全にパチンコ地獄から抜け出すことができます。
 ・迷惑をかけた回顧録を書く(週1回)
 ・借金額を把握する(月1回)
 ・パチンコ依存に関する正しい情報を得続ける(毎日)

もしあなたがパチンコ地獄からうまく脱出できたたならば、次ページで書いている通り、同じ病で苦しむ人々にあなたの成功体験を伝えてあげてください。
周りの人を救う事は、あなた自身を救う事にもなります。



成功体験を他のパチンコ依存症者に伝える

ある程度の期間(半年や1年)パチンコから離れる事ができると、どうしてもパチンコ地獄で苦しんでいた頃の記憶が薄れてきてしまいます。

「時間の経過と共に辛かった記憶が薄れる」という事は、人間が生きていく上で必然的な事で仕方がないのですが、病的パチンカー(パチンコ依存症)の脳の中には、パチンコへの衝動が刻み込まれており、きっと一生消える事はありません。

つまり、病的パチンカーから「パチンコ地獄の記憶が薄れる」という事は、再びパチンコ地獄へ手招きされているようなものなのです。
実際、何年もパチンコをやめていた人が、ふとした衝動で再びパチンコ地獄に逆戻りするという事もよく聞きます。

人は、いつまでも昔の事をそのまま覚えておくことはできません。ですので、パチンコ地獄の辛さを反芻しているだけでは、どんどんその効果は薄くなっていくでしょう。

では、どうすれば良いのでしょうか。
私は、最近ようやくその答えを見つける事ができました。

それは、
「自分の成功体験を他の人に伝える」
という事です。

私自身、「パチンコをやめる方法」で書いた方法で、数年前から何とかパチンコ地獄を抜け出してきましたが、だんだん過去の辛かった記憶が薄まっていっている事を感じていました。

しかし、このサイトを立ち上げて自分の成功体験を書いたり、いろんな方からの相談に対して自分の体験を交えてアドバイスをしている事自体が、私自身のパチンコに対する意識を保ち続けるために重要な要因になっている事に最近気がつきました。

うまく表現できないのですが、自分の成功体験を同じ病で苦しむ人にアドバイスさせてもらう事で、「ただパチンコの衝動から逃れる」というよりも、もっと安定的にパチンコから距離を取ることができるようになっているような気がします。

なお、GA(ギャンブラーズアノニマス)で提唱されている12のステップの最終ステップは以下のように書かれています。

「これらの原理を私たちの生活全般で実行する努力を続け、他のギャンブル依存者に対してこの教訓を伝えるよう努めた。」

そう、自分の体験で得た教訓を他のパチンコ依存症で苦しむ人々に進んで提供し続ける事こそが、パチンコ依存症回復の最終形であると、私は信じています。

もしあなたが病的パチンカー(パチンコ依存症)で、幸運にもパチンコ地獄から脱出する事ができたのならば、ぜひその成功体験を共有してください。
ブログやホームページでなくても構いません。
職場や学校で同じように苦しんでいる人がいたら、そっと声をかけてあげてください。

人を助ける事は、間違いなく自分を助けてくれるのです。


本ページまでで、「パチンコをやめる方法」として、病的パチンカー(パチンコ依存症)本人がとるべき対策を書いてきましたが、病的パチンカーの周りには、何の責任もないのに不幸の渦に巻き込まれている家族や恋人の方が大勢います。

次の「家族・恋人の方へ」の章では、病的パチンカーの家族や恋人がどのように対処するべきかを整理します。

【参考】GA(ギャンブラーズ・アノニマス)体験記

パチンコ依存症に関する書籍やサイトでは、よくギャンブル依存症の自助グループである、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)への参加がすすめられています。

「自助グループ」という言葉自体、聞き慣れない言葉ですが、「同じ悩みを持つ人々が集まって、お互いに助け合うグループ」といったところでしょうか。
パチンコに限らず、アルコールでも何でも、依存症の治療にはこの自助グループを利用したグループカウンセリングが有効と言われています。

私も、パチンコ地獄でもがいている時に、藁にもすがる思いで、勇気を出してGAに行った事がありますので、その体験をお伝えしたいと思います。



詳しくは書きませんが、その日私は朝から会社と妻に嘘をついてパチスロ を打ち続け、夕方には3万以上の負けになっていました。

妻が朝手渡してくれた弁当を夕暮れの公園で食べながら、「またやってしまった。俺は本当にどうしようもない。」と自己嫌悪の嵐のなか、GAの事が頭をよぎり、以前調べておいたメモをみると、偶然にもその日が週に1度のグループミーティングの開催日だったので、藁にもすがる思いで参加してみる事にしたのです。


会場は住宅地の中の教会でした。

開始時刻の少し前ににその教会に行ったのですが、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)という事はどこにも書いてありませんでした。

きっと会の性格上、ひっそりと開催しているのだと思います。

いつもの私なら、尻込みして帰るところですが、その日はどうしてもGAを体験したくて、教会のホールにいたそれらしき人に声をかけたところ、会場である8畳くらいの小部屋に案内されました。

開始時刻になると、全部で6人の参加者が集まってきました。どうやら皆さん常連の方のようでした。
その日のテーマはフリーで、参加者が順番に近況報告的な事を話していきます。

私ははじめての参加だったので、今日参加した事情を話しました。自分の情けない姿を他人に話したのははじめてだったのですが、他の参加者の方々に「よくきたね」と言ってもらって本当に嬉しかった事を覚えています。

GAでは、自分の名前や素性を明かす必要はありません。参加者全員が等しく「ギャンブル依存症でお互い支え合うメンバー」なのです。

会は1時間ちょっとで終わりました。会の最後に、幾らかの寄付をします。GAを運営していくために使われるお金で、金額は自由です。私は500円を袋に入れました。

教会を出る時には何だか新たなステージに踏み出せたような、スッキリとした感じでした。
「もしかしてパチンコをやめられるかもしれない」
と思いました。

ところが、やっぱり物事はそんなに簡単ではありませんでした。

「GAに参加している」という意識は確かに禁パチに役立つのですが、グループミーティングで話される内容があまり質が高いとは思えなくなってきました。

ある人は「どうしてもやめられないんだよね」的な事を笑いながら話したりするのです。

「ギャンブルから一生離れるためのグループミーティング」のはずなのですが、慣れてくると反省のない単なる井戸端会議のように感じるようになりました。

そんな感じで、数回の参加でGAには参加しなくなってしまいましたし、結局パチンコの衝動に勝つ事はできませんでした。

グループミーティングの質が低かったのは、私が参加したところだけなのかもしれませんが、プロのカウンセラーがいる訳でもなく、ギャンブル依存症の当事者で会を開催する訳ですから、参加者によってミーティングの内容にバラツキが出るのは仕方がないのかなと思います。

以上が、私のGA(ギャンブラーズ・アノニマス)体験記です。

念のために書きますが、私はGAを否定している訳ではありません。

自分の意識を高く保つためには非常に有効だと思いますし、あなたのお住まいの地域では、質の高いミーティングが行われているかもしれません。

入会金もいりませんし、名前などの個人情報を明かす必要もありません。

私のように、「合わない」と思えば行くのをやめれば良いだけですので、一度GAのミーティングに参加される事を強くおすすめします。

戦い疲れた時の応援歌

病的パチンカー(パチンコ依存症)がパチンコ地獄から脱出するためには、気が遠くなるような時間が必要です。

その戦いの中で、

時には、パチンコに対していつまでも魅力を感じてしまう自分にうんざりする事があります。
時には、間違いをおかしてしまう事もあるかもしれません。


そんな戦い疲れた病的パチンカーへの応援歌のような歌があります。

「Smile Again(スマイルアゲイン)」という歌です。

+++++
「Smile Again(スマイルアゲイン)」
中山真理作詞・作曲

自分が とてつもなく ちっぽけに見えることが あるよね
自分だけが 悪者みたいに 思えるときが あるよね
もう二度と 心から 笑えなくなるんじゃないかと
こわくなるくらい 悲しくなることが あるよね

あしたになって 空が晴れたら
自分を好きになって また 歩き始めようよ

(※1)
Smile Again Smile Again うつむかないで
Smile Again Smile Again 笑って見せて
Smile Again Smile Again どんなあなたも みんな好きだから
(※1繰り返し)

やさしい言葉なんて 役に立たないことが あるよね
自分だけで 闘わなくちゃ いけないときが あるよね
つらいこと 乗り越えて いつか見えてくるものがあるよ
そしたらあなたは 今よりきっと すてきになってる

あしたになって 空が晴れたら
自分を好きになって また 歩き始めようよ

(※1繰り返し×2)
+++++

息子の授業参観(音楽の授業)で初めて聞いたのですが、私には、パチンコ依存と戦っている私への応援歌に聞こえ、うかつにも泣いてしまいそうでした。

スリップしてしまった後悔を抱えて苦しんでいる方、
まだパチンコをやめる決心ができずに苦しんでいる方、
全ての戦い疲れた病的パチンカーの方に、この歌をお勧めしたいと思います。



歌なので本当はメロディ付で紹介したいと思っていたところ、
ちょっとだけですが、Amazonでこの曲が入っているCDの視聴ができるようです。
(下の画像をクリックして出てくる画面で「視聴用サンプル」にあります)


####2012年11月5日追記####
↓↓子供の合唱を録音する機会があったので、YouTubeに全編アップしました。是非お聞きください。↓↓





パチンコ依存症の原因追究に意味はない

病的パチンカー(パチンコ依存症)本人がパチンコ地獄でさまよっているとき、多くの家族や恋人も、その不幸に巻き込まれています。

私へのご相談も、 「病的パチンカー自身の方からのご相談」と、「ご家族や恋人からのご相談」がほぼ同じくらいの比率であります。

■ 夫が知らない間に何百万もの借金を作っていた事が発覚した。両親に立て替えてもらって返済したのに、またパチンコに行っており、借金しているみたいだ。
■ 妻がパチンコで貯めていた貯金を全て失った。問い詰めても何が本当で何が嘘か分からない。
■ 夫は休みの日にもパチンコばかりしていて、私や子供の事なんてほったらかし。家ではずっといらいらしていて、すぐにキレる。

上記は私がご相談を受けた一部の例ですが、みなさん本当に辛い思いをされ、一様に疲れ切っておられます。

もしあなたが病的パチンカーのご家族・恋人の方でしたら、あなたもきっと不安や不信が入り混じった辛い思いをされているのではないでしょうか。
本当にお疲れ様です。

本カテゴリでは、そんな病的パチンカー(パチンコ依存症)のご家族・恋人の方に向けて、少しでもヒントになれるよう、考え方と対策を整理していきたいと思います。

ご家族や恋人の立場からパチンコ依存症の回復を考える際に、まず最初に理解しておいて頂きたい事があります。

それは、
「彼(彼女)がパチンコ依存症である」という事については、家族には全く責任はない
という事です。

パチンコ依存症に対し、以下のように考える必要は全くありません。
 ・育て方が悪かったから息子がパチンコ狂いになってしまった
 ・家にいづらいから雰囲気だから、夫がパチンコばかりするようになってしまった
 ・悪い友達とつきあったせいでパチンコにハマってしまった

パチンコ依存症は、誰もがかかる可能性がある病気です。
パチンコ屋がばら撒いているウィルスに感染すれば、誰でもパチンコ依存症になってしまうのです。

「大切な家族がどうしてパチンコなんかにハマってしまったのか」を追求したくなる気持ちはよく分かります。
しかし、原因を追い求めても事態は何も改善しません。


回復のためには、「原因の追究」をやめて、「どのように回復につなげていくか」を意識的に考えるようにする事が大切なのです。

次回は、「家族からのパチンコ依存症の気付き」という観点で整理を進めていきます。

#####
私は、社会的問題を引き起こしているパチンコに対し、以下の2点の新たな規制を主張しています。
 ①パチンコの年齢制限を20歳に引き上げる
 ②パチンコ屋への入店や貸玉に承認カードを必要とする
賛同して頂ける方は、周囲の方へのお話や、ご自身のサイト・ブログ・SNSでの情報発信をお願いいたします。
※当サイトは管理人(ひこたま)に連絡不要でリンクして頂いて構いません(リンクフリーです)。
#####

※本ページは2012年4月8日に作成しました。

家族(恋人)はパチンコ依存症?

本サイトをご覧になった病的パチンカー(パチンコ依存症)のご家族や恋人の方から、「私の夫(妻・恋人・子供)はパチンコ依存症なのでしょうか」というご質問をよく頂きます。

私は医者ではありませんし、そもそも「依存症」という病気の診断は専門の医師でも明確に診断できるものではない事は承知していますが、私自身の体験や相談事例から以下のようにお答えしています。

+++++
パチンコが原因と思われる、以下のような事がよくあるようだと、パチンコ依存症の可能性が非常に高いです。
 ・どこに行っているか分からない事がある
 ・予定していた約束を数日前、もしくは直前にキャンセルする
 ・どんな時でもパチンコをする(旅行先、30分程度の僅かな時間、徹夜明けなど)
 ・急にお金が必要になるイベントが発生する(結婚式・葬式・盗難など)
 ・キャッシングで現金の借金をする
+++++


多くの場合、パチンコ依存症には嘘と借金がセットになります。

病的パチンカーはパチンコに対してコントロールが効きません。

病的パチンカーは、
 ・ほんの僅かな時間でも、パチンコ屋を見れば入りたくなります。
 ・打ち始めると、例え用事があっても切り上げる事がなかなかできません。
 ・手持ちのお金がなくなっても、何とかお金を工面して打ち続けます。

結果として、周りの人間に対して嘘やドタキャンが多くなりますし、借金をするようになってしまうのです。

しかし、病的パチンカーのパチンコに対する言葉は嘘で塗り固められていますので、周囲の人間でもなかなか気付く事ができません。

例えば・・・

 ・1年間トータルで100万円負けていたとしても、妻に「今年は100万円くらい負けている」と言えるでしょうか。
 ・パチンコで負けて旅行を中止した彼が、彼女に「実はパチンコでお金をつかってしまった」と言えるでしょうか。
 ・パチンコをするために予備校をサボった浪人生が、親に「今日はパチンコに行った」と言えるでしょうか。

口が裂けても言わないですよね。


病的パチンカーは、その依存度が高まれば高まるほど、パチンコしている事自体を隠す傾向が強くなります。
ですので、「そんなに負けてない」とか「そんなにパチンコに行っていない」という本人の言葉は全く意味がありません。

もし、あなたの家族や恋人が「パチンコ依存症かもしれない」と思われるのであれば、本人の行動や言動を少し注意深く見てあげてください。

もし、パチンコのための嘘や借金が透けて見えてくるようであれば、パチンコ依存症になってしまっている可能性が高いです。

パチンコ依存症の回復の道は、本人しか歩く事ができません。
しかし、あなたの気付きが、パチンコ地獄で苦しむ本人を救うきっかけになる事はできるのです。


もしかしたら、あなたの愛する家族(恋人)は、パチンコ地獄の中で、あなたが気付いてくれる事を待っているのかもしれません。

次回は、「パチンコ依存症を理解する」という観点で整理を進めていきます。

#####
私は、社会的問題を引き起こしているパチンコに対し、以下の2点の新たな規制を主張しています。
 ①パチンコの年齢制限を20歳に引き上げる
 ②パチンコ屋への入店や貸玉に承認カードを必要とする
賛同して頂ける方は、周囲の方へのお話や、ご自身のサイト・ブログ・SNSでの情報発信をお願いいたします。
※当サイトは管理人(ひこたま)に連絡不要でリンクして頂いて構いません(リンクフリーです)。
#####

※本ページは2012年4月14日に作成しました。
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Author:ひこたま
パチンコ歴20年の極度の病的パチンカー(パチンコ依存症)でした。
私がパチンコ地獄から脱出できた方法で、同じ悩みを持つ方々の助けになれば幸いです。

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■2016年6月19日
 【6】パチンコ依存関連の本「パチンコ依存症から立ち直る本」のページを追加しました
■2016年2月14日
 【8】コラム「しくじり先生(貴闘力さん)の感想」のページを追加しました
■2015年9月14日
 【8】コラム「一隅を照らそう」のページを追加しました
■2015年9月14日  スマートフォンやタブレットからのアクセスで、PCと同じ画面が表示されるようにしました
■2014年12月6日
 【6】パチンコ依存関連の本「依存症のすべて」のページを追加しました
■2014年10月13日
 【8】コラム「パチンコのしきいは低すぎる」のページを追加しました
■2014年3月22日
【6】パチンコ依存関連の本「パチンコ オカルト信者につけるクスリ」のページを追加しました
■2014年1月26日
 【7】私の事-借金残高借金完済(2014/1/25)のページを追加しました
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