パチンコをやめたいのにどうしてもやめられないあなた。もう大丈夫です。あなたもパチンコ地獄から抜け出して、本当の人生を取り戻してください。

ギャンブル依存とたたかう(★★★★☆)

タイトル:ギャンブル依存とたたかう (新潮選書)
著者:帚木 蓬生
初版:2004年
おすすめ度:★★★★☆

「プロローグ」と「エピローグ」に書かれているストーリーは、病的パチンカー(パチンコ依存症)にとってはリアルに感じられ、涙が出てきそうなくらい引き込まれます。

また、「環境さえ整えばお釈迦様でもギャンブル依存になる」と明言してくれている事は、病的パチンカーにとっては救われる思いです。

一方、治療・対策に関しては一貫して、
「ギャンブル依存症者は24時間ギャンブルの事しか考えられず、その他の事はどうでもよくなっている」
という考えに基づいて書かれています。

これは私の感覚ですが、そのように生活がパチンコだけになってしまったレベルの人もいると思うですが、私も含め大部分の病的パチンカー(パチンコ依存症)は、家族や仕事や他の趣味なども一定の割合で生活の中にある訳で、そういった意味では、

「入院して管理された環境での治療を開始しないと回復は始まらない」
みたいな事を言われても、結局ほとんどの人が対策を打てないのではないかと思います。

「法的規制」や「教育の充実」といった観点で提唱されている社会的な対策について書かれている事には、納得できる部分が多いので、是非いろんな方に読んで頂きたい本ではあります。

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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(★★★★☆)

タイトル:なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)
著者:若宮 健
初版:2010年
おすすめ度:★★★★☆

この本は、「どうやってパチンコ依存症から抜け出すか」といった観点ではなく、「そもそもパチンコ業界がどれだけインチキな業界か」という事を韓国でのパチンコ禁止をひきあいに整理しており、非常に有益であると思います。(全体的に感情的な記述が散見されるのは残念ですが...)

【日本の窮状に対する嘆き】
●マスコミ
 これだけの社会悪となっているパチンコの広告を堂々とする新聞・テレビはマスコミとしての良識を失っている。
●政治家
 「パチンコチェーンストア協会」なる協会のアドバイザに何十人もの政治家が就任している。一体何をアドバイスするのか・・・
●警察
 警視庁のトップを含め業界団体に大量に天下り。警察組織はパチンコ業界と完全に癒着している。

「パチンコは数千人の利益のために、数百万人を泣かせる」という言葉には妙に力を感じました。
確かに、神田うのと「エスパス」というパチンコチェーンの社長息子の結婚費用6億円は一体何人の地獄が積み上げたものなんだろうと思うと、悲しくなります。

あと、「パチンコ全廃によって20兆円もの消費と無為な時間が、有意義な消費と時間に変わる」という主張には目からうろこが落ちたような感覚を覚えました。
もしかしたら、この日本の閉塞感も打破できる可能性を秘めた主張だと思います。

パチンコに苦しむ人には是非読んで頂きたい一冊です。

※2011年11月6日補足
「石原慎太郎はなぜパチンコ業界を嫌うのか」(POKKA吉田著)を読んで、もう一度読み直しました。「パチンコ全廃」という主張自体には総論で賛成ですが、やはり事実ではない表記・感情的な表記が気になりまして、★1つマイナスの★4つに変更しました。

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脱パチンコ(★★★★☆)

タイトル:脱パチンコ
著者:山下 實
初版:2011年
おすすめ度:★★★★☆

本書は、パチンコ店の店長経験もある著者がパチンコの問題点を指摘する本です。

病的パチンカー(パチンコ依存症)の実態にはあまり触れられていませんが、共感できる部分が多くありました。

まず、パチンコ批判をする際には「引き起こされる結果が悪いから」という点が一番重要であるという事。
パチンコ批判は、とかく民族問題や業界の不透明な問題に議論がすり替わりがちなのですが、著者の言う通り、パチンコによって引き起こされる犯罪・自殺・家庭崩壊といった結果こそが問題なのであり、パチンコ批判はそれが一番重要だと私も考えます。

また、パチンコ適正化の現実的な案として提唱されている、「パチンコの承認制」案は素晴らしい案だと思います。

タバコのTASPOのように、申請によって承認カードを発行し、パチンコ屋の入り口にゲートを作って、玉貸し機にもカードを入れないと打てないようにすればよいのです。
全国のタバコの自動販売機に導入できた事ですから、技術的には必ず可能なはずです。

そして、著者の言う通り、未成年者、生活保護受給者や破産者、本人や家族からの禁止依頼者は入店できないようにすれば、ギャンブルに対して無知で無防備な一般人が、興味本位でうっかりパチンコ地獄にはまってしまう事をかなり未然に防ぐ事ができると思います。

その他、換金問題や業界の実態など、わかりやすく書いてあり、とても参考になりますので、病的パチンカー(パチンコ依存症)の方には是非おすすめです。

大きな字でとても分かりやすく書いてあるため、「本はちょっと苦手」という人でも苦痛にならないと思います。


※2012年4月1日補足
もう一度読み直してみました。パチンコ依存症に関する記述がほとんどない事と、字が大きすぎて内容がその分薄くなっている事が気になりまして、★1つマイナスの★4つに変更しました。

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ギャンブルフィーヴァー(★★★★☆)

タイトル:ギャンブルフィーヴァー―依存症と合法化論争 (中公新書)
著者:谷岡 一郎
初版:1996年
おすすめ度:★★★★☆

この本が書かれたのは1996年ですので、もう16年も前という事になります。
おそらく世の中には「ギャンブル依存症」という言葉すらなかった時代に、ギャンブルホーリック(病的賭博者)の問題に目を向けていた数少ない本であると思います。

なぜギャンブルにはまるのか、ギャンブルにはまる事は破滅につながるという事が丁寧に書かれており、非常に有用だと思います。

しかし、残念な事に、著者はカジノ推進の立場のようで、私なりに著者の主な主張を要約すると以下のようになります。

・「飲む・打つ・買う」に代表されるストレス発散機能はすべての社会に必要であり、この機能がバランスを失うとより大きなひずみが生まれる
・カジノ解禁は大きな経済の活性化をもたらす。経済の活性化は為政者の義務である。
・ギャンブルに限らず、アルコール・コーヒー・タバコなど、耽溺行為は存在する。一部の人が自己抑制できないということで、多くの人の楽しみを規制すべきではない。
・ギャンブル依存の問題は、カジノで得た収益から、治療研究にお金をまわせばよい。


16年前の主張である事はもちろん理解していますが、私は、現代社会において、ギャンブルは必要悪ではないと信じています。
別に世の中にパチンコや競馬がなくたって、社会のバランスがくずれるとは思えません。
※現代社会にはスポーツ・芸術・SNSなど、多様な趣味が存在します。もはや「飲む・打つ・買う」などという言葉自体が時代にそぐわないですね。

また、私はギャンブルは他の嗜好品とは「ハマりやすさ」と「依存症になった時の悲惨さ」が全く違い、当然規制をするべきであると考えています。
(詳細は「ギャンブルは悪いことか」に書いています)

経済的・物理的な豊かさを追い求める時代は終わり、これからは私達は、風土的・精神的な豊かさを追いかけていくべきでしょう。

カジノ推進論者の方の主張も含め、知識としては、本当に役立つ本だと思います。

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私は、社会的問題を引き起こしているパチンコに対し、以下の2点の新たな規制を主張しています。
 ①パチンコの年齢制限を20歳に引き上げる
 ②パチンコ屋への入店や貸玉に承認カードを必要とする
賛同して頂ける方は、周囲の方へのお話や、ご自身のサイト・ブログ・SNSでの情報発信をお願いいたします。
※当サイトは管理人(ひこたま)に連絡不要でリンクして頂いて構いません(リンクフリーです)。
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※本ページは2012年1月28日に作成しました。
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パチンコ歴20年の極度の病的パチンカー(パチンコ依存症)でした。
私がパチンコ地獄から脱出できた方法で、同じ悩みを持つ方々の助けになれば幸いです。

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